風呂から上がった後、イルファさんとミルファが一緒に入るといって入れ替わりでリビ
ングを出て行った。
少し静かになったリビングのソファーにどさっと腰を下ろす。
本来ならさっぱりと気分を一新させる為と幾らかの体力回復をさせる為の入浴だったは
ずなのにどっと疲れた気がする。
別にシルファが悪いとは言っていないのだがこれで今日俺は3回果てた訳だ。
幾ら若い男子校生だからと言っても限界はある。
どこぞの精嚢の容量以上の精子を放てるゲームの主人公なわけでもない極々普通な俺が、
しかも運動部に入ってるわけでもないから体力も並と言った所な俺がそんなに連戦をして
持つはずが無い。
あーもう、このまま部屋に戻って寝てやろうかしら。
「ご主人様」
リストラ勧告されて勤労意欲の無くなったサラリーマンのような心境を抱きながら目の
前のつまらないニュース番組を流し見してるとシルファが声をかけてきた。
体勢はそのままに首を後ろへ倒すと彼女の顔はお風呂上りの赤さか恥ずかしさから来る
赤さかは判別できないが頬を火照らせ、手には牛乳の入ったコップを持っていた。
「お風呂上りは水分が不足してるのれ何か飲んら方がいいれすよ」
なんと優しい子なんでしょう。
ちょっと涙が出そうになる。
「ありがとう」
うれしい気遣いに感謝しつつ俺はシルファからコップを受け取り一気に飲み干す。
本来なら瓶タイプのを腰に手を当てて一気に、といきたいところだけど銭湯に行った時
にでも出来ないし妥協しておく。
水分補給をしたことによって体に何かが染み渡るような感覚を味わっているところで俺
の頭にタオルが被せられた。
「うぉ!?」
「もぅ、ちゃんと髪は拭かないとらめって言ってるのに……」
「いや、そんなに髪長くないし自然と乾くかなぁって……」
「そんなこと無いれす。ちゃんと乾かさないと頭皮にも悪いれす。そうしないと何時かハ
ゲになって周りの人から冷ややかな視線れ見られることになるのれすよ。シルファはそう
言う事は許さないれす。禿げたご主人様なんてポイしちゃうのれすよ」
この年で将来禿げるとかなんて気にした事も無かったな。
随分と先の話だけど文句を言いつつ髪を拭いて乾かしてくれているシルファなりの優し
さなんだろう。
タオル越しに感じる彼女の優しさに感謝しながらその好意を受けるために俺は自然と目
を閉じて体を委ねていた。
何だか子守唄を歌ってもらってるような、心地の良い感覚。
これは確かに幸せなのかも。
「全くご主人様は……ご主人様?」
シルファの言葉に全く反応しめさなくなった貴明に気づき、シルファは手の動きを止め
る。恐る恐る貴明の顔を覗き込んでみると彼はいつの間にか穏やかな表情を見せたまま眠
ってしまっていた。
「シルファが折角髪を乾かしてあげてるのに寝るなんて自分勝手も良いところれすね」
そう言いながらもシルファの表情は決して険しくなっておらず、寧ろ喜んでいるように
も見える。
「こ、こうしてみるとご主人様も中々可愛い顔してるれすね」
いつの間にか貴明の隣に座ったシルファは誰も見ていないテレビを消し、静かになった
リビングでじっと貴明の寝顔を見つめる。
お世辞にも男っぽいとは言えない貴明の表情は無防備になる寝顔だと更にそれに拍車を
かけている。
「……」
興味深そうに見ていたシルファの表情が段々と蕩ける様なものへと変わっていく。
金属が磁石に吸い寄せられるように徐々に二人の距離が短くなる。
途中で貴明が起きたらという仮定は最早彼女の思考回路には組み込まれていない。
後10cm、8cm、5cm……
「お風呂上がったよー」
「ぴぃ!?」
考慮しておくべきであった可能性。
お風呂から出てきた二人は当然リビングへとやってくる。普通なら少し考えるだけで辿
り着く時間制限性の空間であった事をシルファはようやく思い出した。
何分彼を見つめていたのか把握しておくべきだった。と、湯上り姿の二人を見ながらシ
ルファは少しだけ後悔していた。
「あれ? 貴明ってば寝ちゃった?」
シルファの声にも貴明は反応を見せず眠り続ける。
それに気づいたミルファが貴明の元へと近づいてきた。
「イルイルとミルミルがご主人様の体力を奪うような事をするのがいけないんれすよ」
嫌みったらしく言ったつもりなのだがミルファは勿論としてイルファの表情はニヤニヤ
と批難を何とも思っていない表情を見せている。
「あら、シルファちゃんだってお風呂で貴明さんにおねだりしてたみたいですけど?」
「そそそそそそそ、それは」
「シルファだって人の事言えないじゃない」
「あ、あれはご主人様が……」
「シルファちゃん、お風呂って言うのは声が響きやすいから気をつけたほうがいいです
よ? 廊下位までは声が聞こえてきちゃいますから」
「ぴぃ!?」
聞かれていた、自分の恥ずかしいところを聞かれてしまった。
シルファはそれだけでオーバーヒートを起こしてしまいそうになっていた。
「しょうがないなぁ。じゃあとりあえず貴明を部屋まで連れて行ってあげようか」
そう言いながらミルファは貴明を軽々と持ち上げる。
比較的細身とはいえ年頃の男性だ。骨格だって成年男性と変わらない程度には成長して
いる。
しかしメイドロボである彼女はそんな事を考えさせない位に楽々と彼を持ち上げていた。
「姉さんドア開けて」
「はい。じゃあシルファちゃんも行きましょうか」
「行く?」
シルファの問いかけに対してイルファの表情は笑ったままだった。
意識が現実へと戻ってくる感覚。
気持ちよさと気持ち悪さが同居するような不思議な感覚。
それを感じた俺が真っ先に感じたのは部屋の暗さだった。
寝惚けた頭で記憶をさかのぼると覚えてるのはリビングでシルファに頭を乾かしてもら
っていた事。
もしかして誰かが部屋まで運んでくれたんだろうか。
よもや拉致されたなんて斜め上の展開も無いだろう。このまま二度寝をしても良いがと
りあえず起きようとした所でやっと体の異変に俺は気づいた。
「あ、あれ……?」
「あ、起きた。貴明おっはよ〜♪」
もがいてみるも軽く動かせる程度で自由は無いに等しい。つながれているのが鎖などで
は無く布状のものだから手首は痛くないものの、自由を奪われて気分はいいものじゃない。
そして俺の状況を全く気にしていない素振りで俺に笑顔を返してくるミルファ。
「申し訳ありません、貴明さん」
そしてその反対側にはイルファさん。
ここで俺はやっと状況をある程度把握できた。うっすらと明かりがつけられている中で
部屋を見回すとここは確かに俺の部屋だ。ということは誰かがここに連れてきて俺を繋い
でいる。そしてあえて俺が起きるのを待っていた。
と、推測しても仕方ない。事の元凶が近くに居るんだから聞くのが手っ取り早いさ。
「あの……イルファさん」
「……なんで私に一番最初に聞くんですか? もしかして私がこうした張本人だと思って
るんですか? 『あのイルファだからきっと碌でもない事を考えてこんな事したんだろ
う。全くこれだから長女ってのは……』とか思ってるんですか? 酷いっ!」
……この人はどこかに頭でもぶつけたんだろうか。
そんな事を聞いても仕方ないので俺は言葉を続けた。
「じゃあイルファさんじゃないんですか?」
「いいえ、私です。運んだのはミルファちゃんでしたけどね」
泣いた振りをしていたイルファさんは俺の質問に対してあっさりと真相を答えてくれた。
……何だろう。酷くバカにされた気がする。
とりあえずこの感情を抑えながら俺は質問を続けた。
「で、何でこんな事になってるんですか?」
「それは」
イルファさんが言おうとしたところでミルファが割って入ってきた。
「だって貴明に三人の相手して欲しいって言ったら逃げそうだったから」
「……そんな事は無いよ」
「今明らかに心の中で肯定しましたよね」
そりゃ逃げたくもなると思うんだけど。
恐らく抜けることも開放してもらうことも不可能だろう。人間諦める事も肝心だろう。
何か最近は諦めることばかり多すぎて少し悲しくなってくるけど仕方ないか。不幸なわ
けではないんだし。
と、覚悟を決めたところでシルファが見える範囲に居ないことに気づいた。
さっきミルファは三人の、と言っていた。
だからシルファだけ除け者と言う事は無い。
「シルファは?」
この俺の一言にミルファはあからさまに不機嫌そうな表情を見せる。
「何でシルファ気にするの?」
「いや、だってさっき三人のって言ってたのにシルファの姿が無いから……」
「いいよ! いいよ! どうせ貴明はシルファの方がお気に入りなんでしょ! ふんだ
っ!!」
不機嫌そうな、と言うどころか不機嫌になってしまった。
あーもう、仕方ないな……。
「いや、そんなこと無いよ。ミルファは俺にとって、その、大事だし……」
「大事だし?」
「す……好きだよ」
「……えへへ。やっぱりダーリン好き〜♪」
こんな体勢で言うべき台詞では断じてないと思う。けどミルファには弱い自分が情けな
い。
俺の言葉にミルファは満足したのか俺の顔にキスの雨を降らせてきた。
額、頬、まぶた、唇。もし彼女が口紅をつけていたら俺の顔は口紅で塗ったようになっ
ていると思う。
「全く……三人仲良くって言ってるのにミルファちゃんは聞かないんだから。ほら、そん
なところに居ないでシルファちゃんもこっちに来なさい?」
俺からは見えない位置に向かってイルファさんは声をかける。
恐らくベッドからの死角でしゃがみこんでいるのだろう。
「イルイルとミルミルは、その、恥ずかしく無いのれすか」
「平気、とは言えませんが貴明さんに愛していただけるのなら恥ずかしさなんて気にしま
せん。寧ろ良いエッセンスです」
何かイルファさん自信満々に凄い事言ってる気がするんだけど。こっちが恥ずかしくな
る。
「シルファそんな所で大人しくしてたら貴明とラブラブ出来ないよ? ほら、こっちにき
なってば」
「わわっ!?」
ミルファに引っ張られたシルファがバランスを崩しながらベッドへと倒れこんできた。
「わぷっ!」
「ぐぁ!?」
シルファが倒れこんだ先は丁度俺の下半身になり、彼女の顔は俺の股間へと見事なダイ
ブをかましてくれた。
軽い倒れこみ方だったから大して痛くも無かったのが幸いだった。
「あらあら、シルファちゃんってば大胆ですね。そして貴明さんも嬉しそうですねぇ」
「そ、そんな事は……」
「貴明ってばもうおっきくしてる。少し寝たからかな? 体力回復したみたいだね」
そう言いながらミルファがトランクスを下ろしてきた。というか今更だけど俺ってば
パンツ一丁の格好で縛られてたのか。
「おっきい……」
「シルファもしかして貴明の近くで見たこと無かった?」
「そ、そんなことはないれすけど近くで見るとやっぱり……」
「じゃあ貴明さんもやる気になってくれたみたいですし、始めましょうか☆」
「やる気になるってイルファさんなんでそんなにウキウキしてるんですか!?」
何を言おうにもこの通り動けるわけも無く、無抵抗なまま俺のペニスは外界へと解放さ
れた。
彼女達の下着姿のおかげで恥ずかしながらも戦闘体制に入っているそれを楽しそうにし
ている三人。こちら側に向けられているイルファさんとミルファのお尻が実に扇情的で嫌
が応にも下半身に熱が集まっていく。
「じゃああたしが一番!」
そう言った途端にペニスが暖かいぬめり気に包まれる。先端が加えられたと思ったら一
気に根元まで包まれる感触に襲われた。
思わず腰が引けてしまうほどの快感。
しかしこれ以上腰を引く余裕は無く、奥歯をかみ締めて快楽に飲み込まれるのを堪える
しかなかった。
堪えたのはここで出したら男が廃る、そんな大したこと無い理由なんだけど。
「ほら、ミルファちゃん独り占めはダメでしょ? 今日はみんなで仲良くなんですから」
「ふぁーい」
イルファの言葉にミルファは根元まで咥え込んでいたものをカリ近くまで引き抜く。
しかし唇の締め付けを緩めずに引き抜いたものだから更に刺激を与えてくる。
「うわわっ!?」
「んんっ♪」
いきなりの事で軽くイってしまった。おかげで少しだけミルファの口内に出してしまっ
たみたいで彼女はそれを美味しそうに味わう。
少しだけ男が廃ってしまった。
「もう……ミルファちゃんはそのままで良いです。じゃあシルファちゃん、私達はそれぞ
れ楽しみましょうか」
「あ、えっと……」
「ほら、貴明さんはこっちも、こっちもお好きみたいですし。どっちが良い?」
「じゃ、じゃあ……」
そのシルファの言葉とともに今度は亀頭だけでなく陰茎、陰嚢にも刺激が加わる。
まとわりつくようにイルファさんの舌が陰茎を舐め回し、シルファが口に含んだ陰嚢を
キャンディをころがすように口内で弄ぶ。
一人でも卓越した技術を持ってるのに三人が連携して刺激を与え続けてくる。
さっき少しだけイッたのが逆に好作用をもたらしてくれたが、逆にこの拷問にも近い快
楽を味わい続けなくてはいけない。
「んむ……んぅ……ちゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅう」
「はぁ……ぺろ……ぺちゃ……ちゅぷっ……」
「むぐぅ……んむぁ……ふぅ……ふぅ……」
三者三様のくぐもった喘ぎ声にも似た声。触覚による快感だけでなく聴覚からも襲って
くる快感に俺の脳は思考回路を停止させ始めていた。
そんな思考状態で限界に抗う力など最早無く、俺はされるがままに果てるしかなかった。
「ぐっ……で、出る……」
「むぐっ!? ぷはぁっ!!!」
「きゃっ!?」
「ぴぃ!?」
本日四度目の発射はその刺激の大きさからか今までとは比べ物にならない量の精液が発
射される。
ミルファが想像以上の精子の量の多さに思わず口を離した瞬間、三人の顔に精液の雨が
降り注いだ。
「凄い出たねぇ……」
少々驚きながらも満足そうな笑顔で零れてしまった精子を舐めとりながらミルファは俺
への刺激を再開し始めた。
「ちょっ、ちょっとミルファ、そんなすぐには……」
「もぅ、仕方ないなぁ。じゃあ貴明が大好きなところで元気にしてあげるねぇ」
彼女はまだ半起ち状態のペニスを前に座ると着けていたブラジャーを外す。
ホックを緩めた瞬間に押さえ込まれていた豊満という言葉でも足りないほどのボリュー
ムをもつ胸が揺れながら出てくる。
その胸を見た瞬間に俺はまるでパブロフの犬のようにあの感触を頭の中で思い出してい
た。
「わっ、まだ何もしてないのにおっきくなってきたぁ〜♪」
「……やっぱりご主人様はおっぱい星人らったんれすね」
嬉しそうなミルファを横目にシルファはじとっとした視線をこちらに向けてくる。
ここで否定しても体がしっかりと反応してしまっているのだからどうしようもない。
「じゃあシルファちゃんは別の武器を使いましょうか」
「え? 武器なんてシルファはわわっ!?」
「わぷっ!?」
イルファさんはシルファが理解出来ていない内に彼女を持ち上げて俺の顔面に乗るよう
に仕向ける。
自分の力で乗ったわけではないから微妙な位置を調整できるわけも無く、俺はヒッププ
レスを顔面に食らうような状態になってしまった。
今の一瞬でイルファさんがシルファの下着を脱がせたらしく、俺の顔にはシルファの既
に十分な潤いを保持した秘部が当てられた状態になっている。
「あ、あの……ご主人様……」
恥ずかしさと困惑が入り混じった声が俺の情欲を逆撫でしてくる。
シルファに断りも入れず、俺は彼女の割れ目の奥へと下を挿し込み始めていた。
「ひゃうっ!? あっ、んんぅ……ご、ご主人様……らめれすよぉ……んっ」
「むぅ。またちょっとおっきくなってきた。こっちでも良い事してあげるんだから気持ち
よくならないとダメなんだからねっ」
「んむっ!?」
途端に今度は十分に大きくなり始めたペニスが舌の感触とも手の感触とも違う、柔らか
さと固さが同居した気持ちよさに包み込まれた。
シルファによって視界は塞がれてしまっているが見なくても分かってしまった。
このペニスだけでなく股間を覆いつくすような柔らかい感触はミルファの胸だ。
「貴明これ好きだもんね。ほら、どんどん大きくなってきた」
「じゃあ私もこちらをお手伝いしますね」
ミルファの胸の感触に腰が動きそうになっている所で今度は亀頭にまた唇の感触が伝わ
ってきた。
ミルファの胸とイルファさんの口。そして気持ちよさそうに俺の顔の上で腰を小さく動
かすシルファ。
こんな攻撃をされて勃たなかったらEDと認定されかねない。
それ位の気持ちよさがあった。
「んっ。もう大丈夫そうだね。じゃああたしが一番ね。さっきは姉さんに邪魔されたし」
「し、仕方ありませんね」
さっきの事にやはり若干の負い目があるらしく、イルファさんはあっさりと退く。
「じゃあ入れるよぉ……んんぅ……おっきぃ……」
段々とミルファの内部へと進んでいく感覚。
柔らかいもので締め付けられるという矛盾したその感覚に俺の腰は我慢の限界に近づい
ていた。
「はぁぁぁぁぁぁ…………全部……はいっ……」
腰と腰が密着する。
奥で先端に当たる少し固い感触に俺はあっさりと膣内への発射をさせられてしまった。
「んぁぁ……凄い……ま、まだ出てる……お腹膨れちゃいそうだよ……」
一番奥で射精を受け止めながらミルファもイってしまったのか小さく震えながら俺の精
液を受け止め続ける。
そして律動が終わったところでミルファは膣に溜まった精液をゴポゴポと溢れさせなが
ら抜かずの二回戦へと突入しはじめた。
「ちょっと、ミルファちゃん。貴明さんがイッたら交代でしょ?」
「だって……あんなの味わったら腰が……んっ……止まらないんだ……もん……ふあぁぁ
ぁぁ!?」
出したばかりなのに萎えずにいる俺のペニスを見てイルファさんも小さく溜息をつくと
「では私も貴明さんを味あわせていただきますね……」
彼女はそう言って腰を俺の縛られている手元へと腰を寄せると、俺の手に自分の手を添
えて俺の指を自分の膣内へと導く。
指で気持ちよくしてくれ、と言う事なんだろう。
しっとりと濡れたイルファさんの膣内はとても熱くて指を必死に咥え込んで来る。
「シルファも……シルファも気持ちよくしてくらさい……んふぅ……」
ミルファとイルファさん、二人からの刺激に少しおざなりになっていたシルファへの口
撃に不満を感じたのか、シルファが俺の顔に腰をぐりぐりと押し付けてきた。
「うむむぅぅ……」
手と腰と舌。
この3つを同時に駆使して三人を相手するのは正直かなり辛い。
しかし手を抜いたらどうなるか分かったもんじゃない。というか一歩間違えたら窒息し
そう……。
嬉しい苦しみと言うのはこの事なんだろうか。
「た、貴明さんそこはすぐイッちゃ……イっちゃいます……んあぁぁぁ!!!!」
「ご主人様、ご主人様の舌、気持ちいい、んっ、気持ちいいれすぅ……ふあぁぁっ!?」
「イっ、イっちゃう! 貴明のおちんちんでまたイっちゃいそうだよ!」
「むぐぐぅ〜〜〜!!!!!」
もうこうなったらヤケだ!!
三人とも満足させられれば早く開放されるだろう。
腰をミルファの奥底へと打ちつけ、イルファさんのGスポットへの刺激を指を震わせて
刺激を与え、シルファのクリトリスを軽く噛む。
「「「イっイくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」」」
ミルファが俺と繋がったまま倒れこみ、シルファとイルファさんが俺の腕を枕にして
擦りついてくる。
もう俺が逃げる事も無いと判断してくれたのか、手足を開放してもらえたときは何より
も嬉しかった。
こんな事されて、嬉しいといえるほど俺はMでも無いけど気だるいながらも幸せそうな
三人の姿を見ていると嫌だと言えるわけ、ないよなぁ。
「ねぇダーリン、ダーリンは気持ちよかった?」
乳首をいじりながら質問してくるミルファは何時もより少しおしとやかな口調で、より
可愛く感じる。
「うん……頭がぼーっとする位に」
正直窒息しそうになってたからという理由もあったりするけど。
「これで6回ですか。まだまだ夜は長いですし、楽しみですね」
「次はシルファの番なんれすから手抜いちゃらめれすよ」
「は、ははは……はい……」
このまま気を失った方が良いのかもしれない。
本当に気を失いかねない長い夜に俺は後悔七割、期待三割といった感じを抱いていた。
結局みんなが満足してくれたのは長い夜を抜け、空が白み始める時刻になる頃だった。
満足そうに眠るみんなを見ながら俺は自分の腰だけを心配していた。
よく頑張った、俺。
ピンポーン ピンポーン
「……姉さん、お客さんみたい」
「私がお客として来てると思ったんですけど……」
「……ミルミルが行けば良いのれすよ」
「やだもん。貴明の特等席取られちゃう」
「……ちっ」
「シルファちゃんも舌打ちしないの」
「あれ、呼び鈴止まっちゃったね」
「メイドロボが居留守を使うなんて……」
「それはイルイルも同罪れす」
目も開けず、意識だけがまどろみつつも現実へと戻る中、俺を気遣ってか小さな声で会
話をする三人。
それじゃあご好意にあやかってもう一眠り……
「やんっ♪ ダーリンってば私の胸で寝たいのかな? んふふ〜、仕方ないなぁ〜♪」
「むむむ……」
「貴明さん……」
ガチャ
「るー☆ 貴明おはよーさーん☆」
「さんちゃん勝手に入ったらあか……」
「さ、珊瑚さまに瑠璃さま!?」
「あー、みんな楽しそうに一緒に寝てるー。ずるいー。うちも一緒に寝るー!」
「イルファもミルファも裸で……あ、あうぅ……」
今の会話は聞かなかったことにしよう。
きっと夢だ、そうなんだ。
俺は自分にそう聞かせながら眠りに入る。
どうせすぐ起こされるのに。
「貴明のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉスケベっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」
<おわり>